一審判決は、情報提供を違法と断じ、人格権としてのプライバシーに対する悪質な侵害であることを認めて、被告岐阜県に対して各原告に55万円の損害賠償を支払うよう命じました。しかし情報収集については「必要性があったことは否定できない」と容認し、情報抹消請求は門前払いしました。一審原告らは控訴しました。被告側は、控訴審でも事実認否を拒否し、まともな主張もしませんでした。高裁判決は、情報収集の違法性に踏み込むことが期待できます。

　5月16日には、是非、名古屋高裁に足をお運び下さい！

　2023年１２月１２日、實原教授の証人尋問をもって、控訴審は結審しました。判決は５月１６日（木）15:20～。

　残念ながら警察官証人尋問は実現しませんでしたが、最終弁論期日は求めず、結審としました。　一審原告は、短い最終意見陳述を行いました。その要旨をニュースに掲載しています。

 　控訴審も大詰めとなりました。次回第７回口頭弁論は、証人尋問です。

　１２月１２日（火）１０時から、實原隆志教授の専門家証人の尋問があります。公安警察官の証人採用について､裁判所は結論を保留中。尋問の「枠」として、１２月１２日（火）の午後と１４日（木）の終日が確保されています。

　７月２日の７周年総会の報告が中心です。實原先生の講演を短く載せました。７月１３日の控訴審第５回口頭弁論で証人申請をしました。裁判所に証人採用を促す要請ハガキを出す取り組みを紹介しています。　　　　参考　→　署名用紙・ハガキなど

　４月２０日の控訴審第４回口頭弁論の報告と、裁判の今後の方向性、そして７月２日の７周年総会のお知らせなどを載せました。「新しい戦前」の加速し加速し、もの言えぬ戦時体制が迫ってきているかのようです。こんな状況だからこそ、先人が築いてきた憲法、国際法の「人権」に、改めて目を向け、確信をもち、裁判の勝利をめざしましょう。

　主な内容は、１月2６日の控訴審第3回口頭弁論と２月１８日の学習会の報告です。いよいよこの裁判の核心に迫ってきました。必ずしも「わかりやすい」とはいえないかもしれませんが、本会のスローガンの意味するところを詳しく論じているともいえます。どうか、「理解を力に」、今一層、周囲の方に広めて頂くことをお願いします。

　主な内容は、１１月１６日の控訴審第２回口頭弁論の報告です。

　多く皆さんから「原告４人の問題ではなく、自分たちの問題であり、そして社会全体の問題である」という声を頂いています。次回口頭弁論では、公安警察というものはどんなものか、どう正さねばならないのかについての大部の準備書面が出されます。その予告も記載しています。

　主な内容は、８月３１日の控訴審第1回口頭弁論の報告です。

　７月３０日の６周年総会の報告も載せています。

　どちらも、今後の私たちの運動の方向性、控訴審で獲得しようとすることに関するものです。

　「警察国家」への道に抗し、多くの人々と手を携えて、市民の自由と権利を守る闘いを進めていきましょう。　

　４・１０勝利判決報告集会の報告が中心のニュースです。１審判決は、全国的にも注目されています。１審被告も控訴審では、本気で主張・立証をしてくるかもしれません。この裁判の意義を私たち自身がさらに深く理解し、確信して、控訴審を取り組んでいきましょう。

　一審判決の報告です。国家賠償請求（甲事件）では「情報提供」については勝訴、しかし情報収集については容認するものでした。また個人情報抹消請求（乙事件）は門前払い（却下）でした。

　控訴して闘っていきます。　

　２月２１日に、いよいよ一審判決を迎えます。私たちにとって、何が「勝利」といえるのか？

　2021年１０月２５日の結審の報告も載せています。

　５周年総会の報告及び、このときの山田弁護団長の講演を元に、この「大垣警察市民監視事件」の意味についてまとめています。

　また、紙面の一部は、を切り取って公正判決要請ハガキ（※）に使えるようにしています。どうか周囲の方に積極的に広めて下さい。

今号は、Ａ５判のサイズです。　　　　※ →　署名用紙など